最近では、多くの人がAIを利用し、情報をまとめたり絵を描いたりすることが多くなりました。
ただ、それぞれのAIの特徴を理解しておけば、さらに良い結果を得られることは間違いありません。
この記事では、AIの種類とそれぞれが持つ特徴、AI同士を組み合わせて精度の高い情報を得る方法などを取り上げています。
主流の4つのAIとその特徴
Copilotは“Office実務”、Geminiは“エコシステム連携と大規模処理”、ChatGPTは“高度な推論と創造”、NotebookLMは“専門資料のナレッジベース化”という役割分担が最も本質的な違いです。
4つのAIの特徴と違いは、各AIが「どのエコシステムに属しているか」と「どのようなタスクに特化して進化しているか」で得意分野が明確に分かれます。
Copilot(Microsoft)
強み:Office連携・実務処理の自動化・出典付き回答
Word・Excel・PowerPoint・OutlookといったMicrosoft 365アプリと深く統合されており、メールの下書き、議事録からのタスク抽出、スライドの自動生成など“日常業務の自動化”に最も強いAIです。
Web検索時にはBingを活用し、回答に明確な出典(リファレンス)リンクが付与されるため、ビジネスシーンで情報の裏付けを取りやすい点も高く評価されています。
Gemini(Google)
強み:大規模な情報処理・マルチモーダル・Google Workspace連携
Google検索と連動した最新情報のキャッチアップに加え、YouTube動画の直接読み込み、画像解析、GmailやGoogleドキュメントとの連携など、Googleのエコシステム内で最大の威力を発揮します。
また、一度に処理できる情報量(コンテキストウィンドウ)が極めて大きいため、長時間の動画や分厚いマニュアルをまるごと読み込ませての調査・分析に最適です。
ChatGPT(OpenAI)
強み:高度な論理推論・創造性・拡張性(カスタムGPT)
文章生成、企画の壁打ち、データ分析など、汎用性が最も高い万能型AIです。
近年のモデルは「論理的な推論(複雑な問題を段階的に深く考える力)」や高度なコーディングに優れています。また、特定の業務や好みに合わせて独自のAIを構築できる「カスタムGPT」の仕組みが最も成熟している点も特徴です。
NotebookLM(Google)
強み:特定資料のディープな読解・情報整理・音声解説
ユーザーが指定したPDF・スライド・Webページなどの資料「だけ」を情報源にして回答する、Google提供の“ドキュメント特化型AI”です。
外部情報を混ぜないためハルシネーション(情報の捏造)を防ぎやすく、複数資料の比較や要点抽出に特化しています。また、アップロードした資料の内容を、AIがポッドキャスト風の音声番組として解説してくれる機能(Audio Overview)も備えており、学習や情報のインプットに非常に有用です。
以下はそれぞれの特徴をピックアップし、表にしたものです。

複数のAIを組み合わせて、より精度の高い情報を得る
実は、この記事のここから上の部分は、Copilotに書かせた文章をGeminiに再編集させたものです。
この作業により、詳細な情報が加わったり、一方向からしか見ていないことからくる誤りが正されたりしました。
このように、複数のAIを組み合わせることで情報の精度が上がったり、質の高い情報を得たりすることができます。

AIの特徴を踏まえて、AIを使い分ける
もちろん、特定の分野に突出したAIもありますから、初めから「使い分け」することでより良い結果を得ることも可能です。
たとえば、NotebookLMは与えられた資料のみを参照しますので、既に参考にしたいデータがある場合はNotebookLMを使用すれば、思わぬデータの改ざんは起こりません。
与えた情報をもとに、スライドを作成するのに長けているという特徴があります。
また、Geminiはネット上の最新の情報に強いというメリットがあります。
この点を理解しておけば、「今」に軸足を置く情報整理(調査・分析)に大きな利点を見出せます。
Geminiの画面右下の「設定とヘルプ」から「アプリ連携」を開き、Google Workspaceと接続すると、GmailやGoogle Keep、Googleドキュメント、Google Calendar、Google To Doリスト、Googleドライブ間との連携が取れます。
「GeminiアプリとGoogle Workspaceを連携する方法」
https://blog.g-gen.co.jp/entry/connect-gemini-with-google-workspace
まとめ
AIは、うまく使いこなせばとても便利なものです。
ただ、使いこなすには、各AIの特徴を知り、必要に応じて使い分けたり組み合わせたりする必要があります。
これからも各AIの機能が拡大したり、新しいAIが出てきたりすることでしょう。
既存のAIを理解し使いこなしつつ、最新の情報にもアンテナを張って「使えるもの・こと」を広げていくことが大事です。








