2026年現在、SNSやネットの利用者は世代間において大きな開きがあります。
確かに生まれた時からスマートフォンなどの情報端末に触れて育った世代と、そうでない世代とでは、SNSやインターネットとの関係性の「濃度」は違うでしょう。
もしもこの記事を読んでいる方のお知り合いが「SNSやインターネットは使わない」とおっしゃったら…。
それは「とても残念なこと」と言わなければならないでしょう。
ぜひ今からでも、一緒にネットやSNSの活用方法を考え、伝えてあげてください。
情報を素早く得ることの大事さとその事例
情報を素早く得られるかどうかは、ときに生死にかかわります。
災害時にどう情報にアクセスできるのかが決め手となるのです。
東日本大震災のときに起きた事柄から、このことについて見ていきましょう。
そして、ネットが苦手、SNSは使わないという方にも話してあげてください。
Twitter(現X)は、「サーバーを増強した」
東日本大震災が起きたその日、アメリカにあるTwitter(現X)のエンジニアは、「日本からのアクセスが非常に増えている」という事実に気づきました。
何かの非常事態ではないか、と感じたエンジニアは、「今、Twitterを落とす訳にはいかない(※1)」と、サーバーを増強しました。
※1:アクセスが急増し混雑することから、Twitterにアクセスできなくなる状況のこと。
この機転のお陰で、被災地の多くの人たちが「今何が起きているのか」に始まり、「どんな状況なのか」「どんな支援を受けられるのか」「どこに相談すればいいのか」といった、幅広い情報を得ることができました。
「東日本大震災とともに歩んだTwitter Japan──10年で進んだ“情報インフラ”としての役割」
https://diamond.jp/articles/-/334500
中学生の思い付きにNHKも動画配信を「黙認した」
東日本大震災が起きたとき、広島県にいた当時中学生が「何が起きているのかを知りたい人も多いはず」と、当時はやりはじめていたUstream(ユーストリーム)動画配信をしました。
内容は、NHKの震災関連報道番組でした。
これについては、NHK側も「黙認」をしました。
むしろ「なぜ自分たちがこれを思いつかなかったのだろう」との思いがあったようです。
今では当たり前となったテレビ番組の動画配信ですが、これもまたインターネットというインフラが存在するからこそ成り立ったものです。
「あの日のことをNHK_PRツイッター1号に聞いてみた。」
https://www.nhk.or.jp/info-blog/525139.html
「数多くの英断が生み出した、テレビ番組のネット配信」
https://www.google.org/crisisresponse/kiroku311/chapter_10.html
インターネット(SNS)という「インフラ」があるのに使いませんか
ネットは難しい、SNSはわからない。
そういう方もいらっしゃることでしょう。
ただ、上で見たように、得られる情報の量によって災害時の行動に大きな制限が起きてしまうことも事実です。
情報を得た人は得をし、そうでない人は不利益を被ったはずです。
今やインターネットやSNSはインフラです。
これを活用できるか否かがとても重要です。
ネットやSNSを使わない、と言ってはならない理由は、以下の3つです。
1.電話はパンクするが、ネットは途切れにくい
災害時にまず多くの方が行うのが、「安否確認」ではないでしょうか。
ただ、電話回線はすぐにパンクしてしまいます。
一方のインターネットは、実際の回線に被害さえなければ、何とか持ちこたえてくれます。
というのも、インターネット通信はそもそもアメリカ国防総省が研究用コンピューター同士をつなぐために開発した技術です。
メールの場合、情報を分割し、いくつものルートを迂回させながら、目的の相手に届ける。
相手の手にわたるとき、分割された情報はまとまり、ひとつのメールとして閲覧できる。
このような技術を活用し、サイトの閲覧やSNSを利用できるのです。
「いざというとき、メールだけは通じる」と聞いたことはないでしょうか。
それは、インターネットを利用するSNSでも同じです。
2.SNSは必要な情報だけを集められる
仮にテレビやラジオの特別番組で情報を得られるとしても、被災地にいるとすれば「今ここで必要な情報」を得ることはとても難しいことです。
・具体的な被災状況はどうなのか
・通れる道はどこなのか
・受け入れてくれる避難所はどこなのか
・物資の配布はどこで行われるのか
災害に必要な情報は、タイミングにより変化します。
その変化にも素早く対応できるのは、SNSならではの特徴です。
テレビの特別番組では、なかなか細かい情報は得られません。
ましてや、市報など自治体の印刷物が出るころには必要なものは大きく変わっているはずです。
多くのSNSで活用される「ハッシュタグ(※2)」をたどれば、多くの場合必要な情報にアクセスできます。
※2:「#東日本大震災」「#311」「#〇〇市」のように、#と特定のキーワードを組み合わせたもの。これをタップすることで、そのハッシュタグを含む投稿をまとめて読める。
3.大事な人とも素早く情報共有できる
一分一秒を争う事態に遭遇したとき、似たような境遇にある親族や友人にも貴重な情報を共有したいと思うのが人の常です。
インターネットやSNSを活用できるのなら、わざわざ自分で文章を打つこともなく、サイトの記事やSNSの投稿を共有すればすみます。
たまたま目にした情報も「あの人に必要そうな内容だ」と思えば、そのまま転送してあげられます。
いちいち文章にすることもないのです。
情報拡散のスピード感や正確性からいえば、やはりインターネット検索やSNSを活用するのが便利です。
まとめ(つながっておくと有利なSNSアカウントとアプリ)
災害時に物事を有利に進めるには、そのときに必要な情報を得られるかどうかにかかっています。
伝言による連絡では時間がかかりますし、伝えるうちに内容が変化し、最後には役に立たない誤った情報になってしまう可能性があります。
このようなことを避けるため、素早く、正しい情報にアクセスできる状態を作っておかなければなりません。
インターネットやSNSを活用すれば、正しい情報を確保しやすくなります。
今からでも、「ネット検索してみる」「SNSを使ってみる」ことにトライしていただきたいと思います。
お知り合いにそういったことが苦手な方がいらっしゃったなら、ぜひ試してみるようにアドバイスしてみてください。
一緒にスマートフォンやPC操作をしてみましょう。
できれば、以下のSNSで必要なアカウントと繋がっておきましょう。
被災時だけでなく、日常生活に関する情報もスムーズに得られます。
【LINE・日田市公式】
https://page.line.me/vny5334d?openQrModal=true
【X・日田市公式】
https://x.com/Hitacity_pr
【その他・日田市公式】
その他の日田市公式アカウント集
https://www.city.hita.oita.jp/soshiki/1/1309.html
SNSと認識していなくても、LINEは連絡ツールとして多くの方が使っています。
まずはLINEから活用してもらうのはいかがでしょうか。
また、動画配信や防災アプリにより必要な情報を取得する方法もあります。
リンクを保存しておくことや、アプリのインストールをおすすめしてみてください。
【LINE・NHKライブストリーミング】
https://page.line.me/nhk_live
※期待値の高いコンテンツの動画配信チャンネル
【NHK ONE ニュース・防災アプリ】
https://www.nhk.or.jp/nhkone/service/app/news_bousai/
※各種防災情報やニュースを配信するNHKのアプリ








